「力石」は花しょうぶ通りの中央に位置し、江戸時代は寺子屋として活用されていた歴史ある建物です。一時、駄菓子屋、レコード店として利用されていましたが、現在は活用されず、持主も住んでおられません。
私たちは、実測をもとに、この建物を活かしながら再生させるため、地域住民・商工会議所・大学・学生と実行委員会を組織し、再生法を模索しています。「街の駅」構想もその一つで、将来的には各町にという思いもあります。しかし、ありきたりのことでは永続的な運営はできません。皆さんの様々な角度からのアイデアを募集しています。
5月に公開実測を実施したのち、「街の駅」実行委員会を組織し、この建物の再生法を模索してきましたが、このたび10月中旬にオープンする運びとなりました。当面、商店街の活性化塾・子供塾・地域住民塾(サークル等)の場を中核として、ギャラリー・地域住民の憩いの場・観光客の中継スポット・河原町何でも資料館としてのプログラムを準備しています。最大の悩みは、ボランティアの確保です。資料の提供・発掘や後世に伝えたい技や文化を伝えたい方、河原町小咄などの話題のご披露お願いできる方、そして「街の駅」の世話方を募集しています。是非、皆さんのご協力をお願いします。
おかげさまでご近所の皆さんはじめ、ご遠方からの観光客の方々多くの皆さんにご訪問いただきました。10月は展示を中心にしておりますが、11月からはいろんな講座がスタートします。こちらにお出かけの節はどうぞお立ちよりください。駅長芦田 副駅長辻川 心よりお待ちしております。