LLP(有限責任事業組合)ひこね街の駅 武櫓倶

それぞれの彦根物語43 2008・4・16

「佐和山一夜城復元プロジェクト」

ついに、あの感動の「佐和山一夜城復元プロジェクト」の話を聞ける時が来ました。
和田さんは、彦根商工会議所青年部(YEG)の会長さん。じつは、このプロジェクトは、平成19年度「第7回YEG大賞」(全国賞)の10位以内にノミネートされ、惜しくもベスト3には入れなかったということでした。すごいです。
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和田 一繁 さん
(彦根商工会議所青年部会長)











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運命の出会い 
400年祭では、主催事業と協賛事業、市民文化創造事業(彦根を盛り上げ隊)の3つの事業がありました。このうち主催事業は14が提案され、青年部は、「HIKONE夏の夜のドリームコンプレックス」が担当になりました。内容は天守前広場などでコンサートと屋台村を演出するというもので、青年部内では意見が分かれます。平成18年2月の計画公表時点でも結論が出ません。悩む和田さん。たまたまテレビのニュース特集で兵庫県出石市商工会青年部の一夜城の取り組み、豊岡大水害からの復興を願う取り組みをみて、「これだ!」と直感します。まさに運命の出会い。そこから一挙に自分たちにとってのイベントの視点が定まり、佐和山一夜城復元構想ができます。
和田さんは笑顔で淡々と言いますが、こんなすごい物語が聞けるなんて、本当に幸せです。

f0017409_1385523.jpg事業コンセプトは「汗動・貫動・感動!」
実行委員会に新規事業として提案し承認されますが、問題は山積みでした。しかし、和田さんたちはイベントのセオリーをきちんと押さえてプロなみの戦略と商工者の強みを生かした組織を作り上げ、着々と実行していきます。公募で募集した350人の親子による佐和山城パネルのペイント大会、近隣住民への説明、会場設営、広報、小和田教授らによる清涼寺での3回の歴史講座、除幕式、佐和山ウルトラクイズ、天下分け目の綱引き大会、戦国甲冑劇、落城式と、まるでこれまでの彦根のまちづくりはこのためにあったのかと思わせるようなすごいアイデアと楽しさと感動を私たちに残してくれました。
和田さんの発表も、ロゴのデザイン、映像、演出がすばらしく笑いと感動の渦でした。

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「彦根に佐和山城あり」、「再発見・再創造」のモデル 
観客動員数のべ2万人、彦根の歴史的な価値に新たな光を当てた画期的なイベントでした。400年祭のテーマは「再発見・再創造」。 まさに佐和山で「再発見・再創造」を達成したと言えるでしょう。経費は1千万円。観客一人あたり500円です。500円しか使わなかった方は少ないでしょうし市外・県外からの観客が多いことから、全体としての経済効果も十分です。なによりも今、佐和山をめざす人が多く彦根にやってきています。



400年祭の成果を「井伊直弼と開国150年祭」につなげよう
和田さんのお話しの後で、こんな素晴らしい話を彦根市民に知ってもらう機会がないことを惜しむ声が参加者から沢山あがりました。私も心からそう思います。
6月に始まる「井伊直弼と開国150年祭」を盛り上げるためにも、400年祭で生まれた多くの取り組みを市民に知っていただく講演会を開くことを考えましょう。

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by machinoeki | 2008-04-26 13:16 | 談話室「それぞれの彦根物語」
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