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《談話室》 それぞれの彦根物語 2009.2.21

【彦根物語59】
「報道記者から見た滋賀の政治」   

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山田 修
(元びわ湖放送記者、
 龍谷大学REC 講師)


 これまでの談話室のテーマとしては異色であり、つたない話にもかかわらず、皆さん熱心
に聞いてくださり、ありがとうございました。
 私がびわ湖放送に勤めていた1972 年~2000 年は滋賀の政治に様々な事件や出来事が生ま
れ、今から見てみますと、大変面白い政治が行なわれていた時期です。
 滋賀の政治のキーマンは湖国初の総理となった宇野宗佑氏ではなく、滋賀県知事から官房
長官、大蔵大臣を歴任した武村正義氏でした。
武村知事は企業と真っ向から対立し、粉石けん運動を展開し、環境県滋賀のイメージを確
立しました。
 滋賀自民党は全野党共闘で当選した武村氏が自民党に転進し、武村、宇野、山下(元利)
の三大派閥に色分けされ、三氏とも県外の中央でも活躍しました。一方、革新側も労組に支
えられた社会や民社両党も全国に先駆けた独自性を発揮し、滋賀の議員が連合参議院の中心
的存在となりました。共産党も5期連続で衆院選に当選、公明党も武村県政を支え、存在感
を示しました。
 政治不信が充満している今、滋賀の政治が元気だった2000 年までの4 半世紀をふりかえり、
特に若い人たちに政治への関心を高め、政治に対して何をなすべきか、考えてほしいと願い
ます。


【キーワード】
・キーマンは武村正義氏
・武村、宇野、山下の三大派閥
・社会、民社両党を支えた労組の存在感 
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by machinoeki | 2009-03-06 17:07 | 談話室「それぞれの彦根物語」
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